なぜ今話題?
俳優の小手伸也さんが、テレビ番組の撮影現場での出来事をツイートしたことが発端になっているようです。極めて限られたスペースの椅子の上で正座する必要があった場面で、隣にいた目黒蓮さんの姿勢を「出荷前のタラバガニみたいだなと思いました」と表現したんですよね。この何気ないコメントが、瞬く間にジャニーズファンの間で話題に。「めめラウ」というコンテンツを好む層からも共感の声が上がっており、推し活用語として定着しつつあるんです。
投稿には数千件の反応が集まり、目黒蓮さんのファンだけでなく、一般層も「この表現面白い」と拡散。タラバガニのように脚を折り畳む様子を指す新たなスラングとして機能し始めました。同時に5月8日から玉川高島屋で「大北海道展」がスタートするなど、タラバガニ自体も食材としてトレンド入りしており、エンタメとグルメの異なる文脈で同キーワードが共存している珍しい状況になっているんですよね。
注目のポイント
第一に、この表現の秀逸さです。タラバガニの脚が折り畳まれて箱詰めされる様子を、限定空間で身体を収める様子に見立てるとは、まさに言語センスの勝負。小手伸也さんのツイートから派生した「めめさんは出荷前のタラバガニ」というフレーズは、推し活界隈で即座にミーム化しました。
第二に、ジャニーズファンのコミュニティ力の強さが垣間見えます。一つのツイートがこれほどまで拡散・醸成されるのは、ファン層の結束度の高さを示しています。また、「めめラウ」というコンテンツ内での目黒蓮さんの振る舞いをよく知るファンたちが、この表現に一層の親近感を感じるなど、背景知識がある層による盛り上げも感じられるんです。
第三に、北海道グルメとしてのタラバガニの露出度です。大北海道展の開催と重なることで、食材としてのタラバガニへの関心も同時に喚起されている。一方で、ロシア産タラバガニを北海道産と表示する問題も指摘されており、蟹の産地表示について考えるきっかけにもなっているんですよね。このように複数の文脈が交錯している点が、このトレンドの面白さなんです。