なぜ今話題?
声優・津田健次郎さんがTikTok上での無断音声使用をめぐって起こした訴訟で、東京地裁が「声がパブリシティ権の保護対象になる」という初めての司法判断を下したんです。ただし、問題の動画がすでに削除されていたため、津田さんの訴え自体は退けられてしまいました。
この判決は一見すると敗訴に見えるかもしれませんが、実は声優業界や関係者の間で大きな話題になっています。というのも、これまで法律上、声の無断使用についての明確な保護規定がなかったからなんです。
訴訟が削除後に棄却されたのは、すでに違法状態が解消されているという技術的な理由によるもの。でも裁判所が判決文で「声もパブリシティ権で守られる可能性がある」と示したことで、今後の類似事件の流れが大きく変わる可能性があるんですよね。
注目のポイント
これまで肖像権や著作権では保護されてこなかった声の権利が、パブリシティ権という枠組みで守られるべき対象だと認められたのは、かなり意義深いんです。声優にとって自分の声は商品そのもの。それがAIで勝手に模倣され、無断で使用されるリスクが増している中での判断だからこそ、業界からは期待の声が聞こえています。
X上の議論でも指摘されていますが、今回の件は「違法動画を削除してしまえば逃げられるのか」という問題を浮き彫りにしました。裁判所が将来的に「削除前に収益があったかどうか」も含めて認定する可能性を示唆したことで、違法配信者への抑止力になりそうなんですよね。
たとえパブリシティ権が認められても、海外のプラットフォームや海外のサイトへの対応はまた別の問題です。トレンドの投稿では法改正の必要性や、プロバイダ責任の整備についても議論されており、単なる司法判断だけでは解決しない現実が見えています。
声優・津田健次郎さんのチームは、おそらく最初からこの「パブリシティ権の認定」を目指していたと考えられます。個別の訴訟の勝ち負けよりも、業界全体の権利保護の足がかりをつくることが本来の狙いだったのかもしれません。
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参照元: search.yahoo.co.jp