なぜ今話題?
Metaが米国時間9月23日に開催した開発者向けイベント「Meta Connect 2026」の基調講演で、初となるグラス型VRデバイス「Meta VR Glasses」の発表を行いました。2027年春の世界同時発売を予定しており、価格は1299.99米ドル(日本価格は未定ですが、1ドル160円換算で約20万8000円相当)とのこと。これまでMetaは「Ray-Ban Stories」や「Ray-Ban Meta」などのスマートグラス開発を手がけてきましたが、VR製品としてのグラス型デバイスは今回が初めてなんです。
YouTubeの発表動画には16万回以上の再生があり、コメント欄では期待と懐念が入り混じった反応が見られています。「生活費危機の時代に1300ドルはちょっと…」といった経済的な懸念や、「視野角が70度というのはQuest 2より28%も狭い」といった技術面での指摘も。既存の「Meta Quest 3」「Meta Quest 3S」の上位モデルという位置付けですが、むしろ価格帯が気になるファンが多いようなんですよね。
注目のポイント
Meta VR Glassesの最大の特徴は、本体がわずか約100gという軽さです。これは既存のQuest 3(約515g)やQuest 3S(約513g)と比べて圧倒的に軽く、長時間の装着でも疲れにくい設計になっているんです。
プロセッサーやストレージ、バッテリーは有線の外付けユニットになっており、眼鏡部分の軽量化を実現。操作は主にハンドジェスチャーで行え、コントローラーはオプションという手軽さも注目されています。アイトラッキング対応で、視線だけでボタンを選択できる点も便利ですね。
ディスプレーは左右合わせて5Kのマイクロ有機ELパネルで、解像感は37PPD(1度あたりのピクセル数)を実現。Dolby VisionやDolby Atmos、そしてIMAX EnhancedというVRデバイス初の認証を取得しており、映画体験に力を入れていることが分かります。
コンテンツ面では、Disneyとの提携により「アベンジャーズ」や「ブラックパンサー」といった映画を3D視聴できるほか、新たな映像形式「VR Enhanced Cinema」を提案。発売時には「Disney Immersive Cinema by ILM」アプリで「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「スター・ウォーズ」が楽しめるとのこと。
スポーツ観戦にも対応し、最前列視点、8Kストリーミング、180度の周囲が見回せる「Immersive Sports」が実装されます。まずはカレッジフットボールからのスタートですが、2027年にはMLB、NBC Sports、TNT Sports、UFCなどと連携し、年間100以上のライブイベントをストリーミング配信する予定なんです。
ゲームでも75本のハンドトラッキング対応タイトルがローンチ予定で、「Beat Saber」などコントローラーなしで手だけで遊べるゲームが揃っているとのこと。バッテリー持続時間は高解像度メディア再生で最大3時間で、45W急速充電にも対応しているので実用性も高そうです。
気になる課題
コメント欄での指摘通り、視野角70度というスペックは課題になりそうです。Quest 2より28%狭いというのは、「没入感」を売りにするVRデバイスとしては物足りないと感じるユーザーも多いんですよね。また、価格面での障壁も大きく、高い買い物を検討しているユーザーから「Quest 4の発表を待つ」といった声も出ています。
関連リンク
参照元: panora.tokyo